やりがんな【槍鉋】とは《「やりかんな」とも》反った槍の穂先のような刃に長い柄を付けた鉋。突くようにして削ります。室町時代に台鉋が現れるまで広く用いられ、今日では桶・たんす作りで使う前鉋がこの一種です。
槍鉋は棒の先に柳の葉のような形の刃を付けた道具であり、海外との交易路では類似のものは見られないので、日本固有の道具とされています。7世紀の古墳時代の発掘品が最古です。
古代・中世の社会では鋸はほとんど普及せず、斧、ちょうな、槍鉋 で樹木の伐採から製材までをこなしていたとされています。
やりがんな【槍鉋】とは《「やりかんな」とも》反った槍の穂先のような刃に長い柄を付けた鉋。突くようにして削ります。室町時代に台鉋が現れるまで広く用いられ、今日では桶・たんす作りで使う前鉋がこの一種です。
槍鉋は棒の先に柳の葉のような形の刃を付けた道具であり、海外との交易路では類似のものは見られないので、日本固有の道具とされています。7世紀の古墳時代の発掘品が最古です。
古代・中世の社会では鋸はほとんど普及せず、斧、ちょうな、槍鉋 で樹木の伐採から製材までをこなしていたとされています。